ノープレ論的コラムvol.6

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筆者紹介
教育現場で3000名近い子供達と接してきた経験から、幼少期における「ランバイク」を子供達の成長にどのように活かしていくべきか?その1つの形として、不必要なプレッシャーを選手(子供達)に与えない「ノープレッシャー論」を発案。
ストライダーチーム 「TeamS」代表 兼 RCS専門「Team☆NP」なんでも係 日野元春氏

【ランバイク生活を振り返ってみて②】

2015年編「チーム立ち上げ家庭崩壊!?→RCS A決勝入賞→ストライダーワールドカップでの奇跡」

2015年1月1日

世田谷区蘆花公園をホームにした「TeamS」を発足。Sはサポートの頭文字から取ったものです。

子供達のサポートに徹するチーム。初期メンバー数名からスタート、

RCSでもA決勝B決勝に複数選手が入賞してくれました。

最初はなんでもやりたい!

レース出たい!

やる気マンマン!

(なのは、自分だけと後でわかる)

テンションの高さ、やる気の高さを表すと、父親(わたし)>長男>長女>妻

このような順番でした。

2月のあるレース。少し前まで体調不良だった長男に、当日

「レース出る?」と聞いたところ

「うん!出たい!」と回答。

なので出発準備をしていると、そこへ妻がやってきました。

そして一言

「さっき私のところに来て、レース行きたくない。パパに言ってきて、と言ってるよ?」

衝撃的な一言でした。

自身が暴走していたことを知ることができました。

家族崩壊寸前・・・・

何をこの数ヶ月やってきたのか?

レースに行きたいのは馬鹿なおやじだけで他3人はクールなもので・・・

猛省しました。

そこで、いろんなこと・ものを棚卸し、誕生したのが

「ノープレッシャー論」

当時はSNSで8500シェアされて流行語?になりました。

・子ではなく「選手」としてリスペクトすること

・当たり前ではない、この瞬間の奇跡に感謝

・月齢に応じた対応、大人基準をおしつけない

・たくさん褒めてあげること自信をつける

・大人が背中で魅せること

・不必要なプレッシャーは絶対にあたえないこと

などを実体験からまとめて発信させていただきました。

根本にあったのは

「自分自身のセルフコントロール」のためです。

発信してシェアすることで

自身で「率先垂範しなければならない」とプレッシャーをかけて、

自分のメンタルや人間性をコントロールしたい思いでした。

さて、この頃から

TeamS名物の「朝連」がスタートしました。

本人たちをやる気になるように仕掛け自分からバンバン楽しく練習するようになってくれました!

笑顔が溢れ、練習会も多くの方に参加していただき良い流れができてきました。

結果として、長男ソウスケはRCS参戦4レース目7月の浜名湖ラウンドにて、なんと4歳クラスA決勝入賞の快挙!

準決勝から勝ち上がった瞬間涙が止まらなかったことを覚えています。

長女のサアヤも2歳クラスで初POINTゲット!

ノーマルホイールにオフセッターつけて(笑)楽しく走ってました。

この日に「家族一丸で取り組もう!」となったことを覚えています。

浜名湖の試合中、宿泊中、帰路の車の中妻とたくさんの話しをしました。

・子供達の成長に感謝

・健康になってよかった(2人とも病気療養期間がありました)

・本人達が楽しく取り組めてきてよかった

・これからも家族で頑張ろう と。

そして、2015年アメリカワールドカップ参戦へとつながっていきます。

2歳クラス サアヤは前日試走も走れない状況から

D決勝→C決勝→B決勝をすべて1位で下極上し見事A決勝5位入賞!(ガールズ1位)

家族で掴んだ「奇跡」でした!

5歳クラス ソウスケはA決勝接触転倒もありましたが7位入賞!

そのレースの中で彼が「アスリート」であることを深く確認できました。

ワールド後は朝連のルーティンから各大会でも結果を残せるようになり

家族で楽しみながら参戦できた、初年度となりました。

失敗から成長につながった1年だったと振り返ります。

次回は2016年編

「Team☆NP発足理由 と ターニングポイントになった松本ラウンド」

お楽しみに!

 

ランバイクを全てのスポーツの始まりに。

PHOTO by 秋葉 智之 https://m.facebook.com/Tomozo-Photography-1585081638422437/

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