ノープレ論的コラムvol.7

FEATURES

筆者紹介
教育現場で3000名近い子供達と接してきた経験から、幼少期における「ランバイク」を子供達の成長にどのように活かしていくべきか?その1つの形として、不必要なプレッシャーを選手(子供達)に与えない「ノープレッシャー論」を発案。
ストライダーチーム 「TeamS」代表 兼 RCS専門「Team☆NP」なんでも係 日野元春氏

【ランバイク生活を振り返ってみて③】

2016年編 「Team☆NP発足理由 と ターニングポイントになった松本ラウンド」

 

本格参戦2年目 Team☆NPが始動いたしました。

このチーム発足のきっかけは 2015年度のRCS参戦がきっかけでした。2015年年末にRCSの年間表彰式に出席しました。 そこで、ある方から 「何で来てるの?年間表彰されてましたっけ?」 と、言われました。日野家としては、年間表彰される選手を讃えたく 「おめでとう!」を伝えに行ったのですが 子供の前でこう言われ、非常に悔しかったです。

この日から遡ること半年前。 RCS会場での出来事。 大雨のラウンドでした。 タープを持っていなく、簡易テントでコース脇に場所を確保しようとしたところ、 あるチームの親御さんに 「そこは毎回、うちのチームが使ってるんで、どいてくれますか?」 と言われました。 ソウスケ、濡れてしまう、どうしよう・・・ 雨も強く、息子が待機できる場所がなかったので 当時バイクチャレンジとしてポケバイのブースを出していた 皆井さんのテントにお願いして入れてもらいました。 何かとても複雑で、寂しい思いが巡って・・ そんな1日だったことを覚えています。

その日からは、RCS参戦時は数名の小さいチームでしたので場所取りにも気を使うようになり、親が焦るというか、バタバタしてしまって選手ファーストになっていない。 これでは真の意味でサポート(Sの意味)ができない・・。 年間表彰式にも参加できない・・・(当時はこう思っていました)。 同じ想いをしている方いらっしゃるんじゃないかな?ということで 2015年11月下旬にチームコンセプトを発表し、参戦される方を募集しました。 NPはノープレッシャー。 選手が楽しく参戦できるよう互いに助け合い 「RCS限定」で一致団結するチームの誕生です。

そして、初年度は48名のチームメイトが誕生いたしました! 1都2府8県に在籍選手がいる大きなチームになりました。 場所取り、応援も本当にリラックスして、楽しくできるようになりました! たくさんの入賞者が出て、年間表彰も最後の最後まで10位を争い・・・ 最終戦で抜かれてしまいましたが、子供達のお陰で 「夢」を見させていただきました。

もちろん順風満帆ではなかったです。 いろんなことがありました。 これは、「何でも係り」の日野の力不足でした。 (皆さん、ありがとう&ごめんなさいね・・・) そんな中、2016年松本ラウンドで「価値観」が変わる出来事がありました。

 

長男ソウスケ5歳最終戦、第7戦のA決勝です。 ノープレッシャー論をベースにのびのび育ってきたソウスケ。 松本入りするまでの数週間でかなり仕上ってノリノリで現地に入りました。 そして運命のA決勝。 スタートもバッチリ、過去最高のランで第一コーナー4~5位争いで入っていきます。 その時、イン側にいた選手が単独転倒し、そのマシンが真横に飛んできてソウスケにぶつかり、転倒しました。

それでも最後まで全力で走りゴール。11位でした。 号泣しながらのゴールでしたが、私個人としては 「悔しい」という感情よりも、勝負の世界の厳しさ そこで勝っていくためには、もう少しストイックにこだわっていく面がたくさんあるな・・・と痛感させられたレースとなりました。

このレースがきっかけで、大きく練習環境や負荷など見直すことになるのですが、大きな失敗につながっていきます。 2016年は チームとして大きな成長、発展に繋がった一方、ソウスケ選手へのマネジメントは間違った方向に進んでいく、良い面と課題が残る1年となりました。

 

次回2017年編 「間違った価値観・間違った感覚による苦労の2017年」

ランバイクを全てのスポーツの始まりに。

PHOTO by 秋葉 智之 https://m.facebook.com/Tomozo-Photography-1585081638422437/

ピックアップ記事

関連記事一覧