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ベストレースTOP3 vol.7 大竹 湧陽 選手 (オオタケ ユウヒ)

FEATURES

ベストレースTOP3とは?

ランバイク選手とそのご家族に、過去のレースをご自身でランキング化して頂き、上位3レースを発表するインタビュー企画
次にインタビューを受ける選手は君だ!

大竹 湧陽 選手 (オオタケ ユウヒ)

2013年8月10日生まれ

身長 113㎝ 体重 21.4kg (2020年2月現在)

名前の由来

湧き上がる力強いエネルギーがあり、太陽のように明るい子になって欲しいという思いと、外国人にも読みやすく発音しやすい名前でグローバルに活躍して欲しいという思いから。

ランバイクレースの主な経歴

ストライダーカップ2016 大阪ラウンド 2歳クラス優勝

ストライダーカップ2017 大阪ラウンド 3歳クラス優勝

ストライダーカップ2018 大阪ラウンド 4歳クラス優勝

ストライダーカップ2019 大阪ラウンド 5歳クラス優勝

 

RCS2016 第7戦、第8戦 2歳クラス優勝

RCS2017 第6戦 3歳クラス 優勝

年間ポイントランキング 7位

RCS2018 第4戦、第6戦、第7戦、第8戦 4歳クラス優勝

年間ポイントランキング 2位

RCS2019 第2戦、第3戦、第4戦、第5戦、第6戦、第8戦 5歳クラス優勝

第11戦、第12戦 6歳クラス優勝

年間ポイントランキング 1位

King of Runbiker賞 (425pt)

 

Strider Cup World Champion Ship 2017 in Saltlake City 3歳クラス 2位

Strider Cup World Champion Ship 2018 in Boulder 4歳クラス 優勝

 

小車神アジアカップ2018 in 中国海南島 4歳B組優勝

亞太平衡車錦標賽2019 in 北京 5歳A組優勝

小車神アジアカップ2019 in 北京 5歳B組優勝

亞太平衡車錦標賽2019 in 大連 6歳クラス優勝、OPENクラス優勝

小車神ワールドカップ2019 in 中国佛山 6歳A組優勝, 6歳車王賽優勝

2019 KING OF RUNBIKER

2019全日本ランバイク選手権シリーズ(RCS)、参加全選手最多ポイント獲得選手。全12戦中8勝、425p獲得。

まさに【KING OF RUNBIKER】にふさわしい業界を代表する選手。

過去の絶対王者達と比べると、決勝レース以外では先着を許すこともあり、同世代のライバルに比べ圧倒的な走力を持っているわけではないが、決勝レースの集中力が抜群で、特にスタートから第一コーナーまで横に視線を送ることなく走り切る走法が特徴的な選手である。

また、RCSがフライングを正式に取り始めた際に最も苦しんだ選手の一人であり、その困難に家族で立ち向かい乗り越え・やりきった上で次のステージに進むことを決めた、様々な面で模範となる選手・ファミリーである。

インタビュー

Q1ランバイクレースデビューのきっかけ、本気でレースに取り組もうと思ったきっかけを教えてください。

 

デビューのきっかけは、普段から兄(奏志)の練習にいつも付き合わされている日々の中で、エンジョイカップのハロウィンステージ@海遊館で仮装目的で出場したらいきなり決勝に進出することができ、(決勝はさすがに11位でした)この結果から、将来有望じゃないかと思い始め、本気で練習に力を入れ始めました。

このころは油断するとすぐ裸足で駆け回ることで有名な子でした。(笑)

しかし、メインはあくまで兄だったということと、相手は2歳。まったく思い通りにならず、コースも良く間違えたので、5か月くらいは結果の出ない日が続きました。

このころは弟2歳で早朝レース、兄5歳で午後レースということで、眠たくなる兄の体調管理に苦労しました。

2歳8か月頃からEVAタイヤを卒業し、ようやくコンスタントに決勝に行けるようになり始め、大阪舞洲のレースで初優勝(しかも兄弟ダブル優勝)。このときに、ストライダーカップの優勝を目標に決めました。

その後、2016年7月、2歳の月齢MAXで初めてRCSへ挑戦し、初参戦で連覇を果たします。ただ、この頃は年間ランキングのために毎回東京まで行く、という発想が全くなかったので、月齢MAXのみの参加でした。

そして、ここから世界への挑戦を意識し始めました。

 

Q2ランバイクにチャレンジし続けた理由を教えてください。

①本人がランバイクに乗るのが好きだったこと

②ランバイクは体幹を鍛えられるので、今後どんなスポーツに挑戦するにしても、基礎になると思ったから。

③RCSのレッドカーペットは特にですが、あれだけの観客、あれだけの緊張感の中、実力を出し切るためのメンタルをこの幼児期に鍛えることができるから。間違いなく親が感じている以上の緊張感やプレッシャーを感じているはずです。

(湧陽はこの緊張感を力にできるのか、いつもA決勝が一番速かったですが。。。)

 

Q3今後のプラン・夢を教えてください。

RCSについては、2019年で最後にしましたが、やはりランバイクが好きですし、台湾の友達に会えるので、台湾ではしばらくランバイクには乗り続けたいと思っています。

よくRCSを引退した理由を聞かれるのですが、色々ありますが、台湾から日本に行くので、今までは前日の金曜日に台湾を出発して、日曜の夜に台湾に戻っていたのですが、6歳クラスはレースの時間が遅く、その日のうちに台湾に帰れないため、月曜の帰国になります。いつ、抜けられない仕事が入るかもしれない状況の中、せっかく練習を頑張ってきたのに、急遽参加できなくなるリスクが高まってきたことが一番大きな理由です。やはり、本人に申し訳ないことはしたくないので。

今後については、まだ、決めてませんが、体を動かすのが好きで、じっとしてられないので、体操、ダンス、サッカーなどいろんなスポーツに挑戦しています。

ランバイクのように、本人が好きでなおかつ得意なスポーツを見つけたいと思います。

 

Q4ランバイクを通じて交流のある方や卒業してしまったライバルファミリーへ、現在ランバイクをスポーツとして取り組み始めたばかりの方や取り組もうか考えてる方達へメッセージをお願いします。

ここまで頑張ってこれて、なおかつこんな成績を残すことができたのは、本人の努力ももちろんありますが、トラーズのチームメイトの末廣家、るかちゃんファミリーのおかげです。2歳の7月から参加したRCSやストライダーカップなど4年弱のほぼすべてのランバイクレースに来てくれて、予選からビデオを撮ってくれて、色々アドバイスをしてもらったおかげで、いつもA決勝で最高のレースをすることができました。

また、台湾の幼稚園で日本人が少なくて、孤立していたときもRCSに行くと、必ず同級生のメンバーが遊んでくれて、いつも、最高の笑顔を見ることができました。毎回みんなに会うことを楽しみにしていました。

そんなライバルでもあり、仲間であった同級生の存在も、台湾に来てからもランバイクを続けるモチベーションになったと思います。

それから、家族が台湾に引っ越しする直前のアメリカのワールドカップで出会い、台湾の練習会やレースに誘ってくれたTeam Stormのメンバー、その後、たまたまショッピングモールで声を掛けてくれて、Turbo Seedの練習会に誘ってくれた駱駝コーチ、やさしく接してくれているTurbo Seedの仲間、りいちを台湾に呼んでくれたり、いろんなレースを開催しているkarenさんやSpeed Lightのメンバーなどランバイクのおかげで、かけがえのない台湾人の友達がたくさんできました。

こんな幼少の頃から我々みたいに海外に住んでいなくても、こうした海外の仲間とふれあえるというのも、ランバイクの特権だと思います。

 

第3位 ストライダーカップ2017 大阪ラウンド 3歳クラス決勝 2017.6.4

順位:優勝

【セレクト理由】

富士のRCS第6戦を制し、2度目のストライダーカップに挑戦しようとしていたとき。

レースの3週間前に、胃腸炎にかかり1週間ほど寝込んでしまったために、かなり体力が落ち、回復に必死に頑張った2週間。(ライバルのH君がこのときのワイランで優勝して、かなり焦っていた)

そして、いよいよ3歳のストライダーカップの朝、なんと3男を妊娠中の妻に陣痛が。。。

「レースに行くの?」と妻に聞かれて、「ここまで湧陽も頑張ってきたし、家族の目標だから」ということで説得し、不機嫌になりながらも、渋々了承してもらい、ビデオカメラだけは奪われましたが、妻を置いてそのまま会場に向かいました。(汗)

「レースが終わるまで、生まれないでね」と祈っていたが、レース中に3男誕生。

ほどなくして、湧陽も最高のスタートを決めて優勝!家族にとって、2つの最高の出来事があった忘れられない日になりました。

第2位 Strider Cup World Champion Ship 2017 in Saltlake City 3歳クラス決勝 2017.7.23

順位:2位

【セレクト理由】 

この頃は兄貴も引退したので、このワールドで世界一になったらストライダーやめようと思って挑んだアメリカのワールドカップ。

出産直後の妻は残して、長男、次男と男3人の旅でした。

日本も暑かったですが、ソルトレイクシティも36度とかなりの猛暑、かつ、半分以上芝生という体力勝負のコース。

時差ボケでレースの時間帯に眠たくならないようにに最大限のケアをしながら臨みました。

順調に予選を突破し、挑んだ決勝!

短い第一コーナーまでのストレートが心配でしたが、運よくインの第3グリッドを取れて、第一コーナーを奪取!

その後、芝生コースに入り、アップダウンをこなしながら最終コーナーに突入。

が、そのコーナーで少しアウトに膨らんだところをライバルのL君がすかさずインから猛追!

それに気づいた湧陽も焦って、追い上げるも時すでに遅く、2位。

目の前でその光景を見て、その場に崩れ落ちました。。。

湧陽には何が起こってるのかしばらくわからなかったみたいで、状況を把握してから泣き出しました。

さらに、次の週のRCS7戦ではスタートのタイミングを修正しきれずに2位。第8戦に至っては本予選で転倒し、D決勝スタート、下剋上するも、C決勝の最後の最後でバテて抜かれて終了と、ワールドカップからの月齢MAXでの大スランプになってしまいました。

でも、そこから親子共々、「こうなったら、来年こそ絶対世界一になって見せる!」と決心したきっかけになり、

今の湧陽があるのはこのレースとL君の最後まであきらめないガッツのおかげかなと思います。

そこから、親子で、速くなりたい、勝ちたいという同じ想いで頑張れたことがその後の成果に結び付いたと思います。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1203543773085536&id=100002897750631

第1位  Strider Cup World Champion Ship 2018 in Boulder 4歳クラス 優勝 2018

順位:優勝

【セレクト理由】

8月から家族で台湾に移住が決まってた7月にあったワールド。今回は家族全員で参戦。すでに台湾に赴任していた私は関空で合流。6月のストライダーカップ大阪ラウンド、1週間前のRCS7,8戦を連覇して満を持してのリベンジマッチでした。

コースは芝生エリアは少ないものの、アップダウンのあるコースでRCSのコースとは一線を画するものだったので、用心に用心を重ねて挑みました。

順調に予選をクリアし、挑んだ決勝戦。またもや運よくイングリッドをゲット!

ワールドカップのスタートは英語での”Riders Ready, Watch the gate, Go”という掛け声で開く特殊なものだということを昨年学習していたので、とにかく「自信持って、お前ならやれる。板が開いた瞬間に走り出せ!」と声を掛けて、家族の望みを彼に託しました。

そして、スタート。しかし、今年はノリノリのMCの”On your mark, get set, Go go go”という掛け声に変わっていたので、出遅れないかとちょっと焦りましたが、スタート台に注目していた湧陽には関係なし。スタート台が開くとともに勢いよく飛び出し、ロケットスタート成功。

その後も、慎重にヘアピンをクリアしながら一位でゴール。去年誓い合った目標を達成した瞬間でした。

このレースはその目標達成と同じくらい大きな収穫がありました。

それは、台湾や中国のメンバーと知り合うきっかけになったこと。中国のメンバーとはその後の中国海南島での小車神アジアカップやRCSで再会し、ライバルとして一緒に走ったし、知り合った台湾人ファミリーには家族が台湾に来た後、右も左もわからないところをチームの練習会に誘ってくれたりしました。

台湾で練習会に参加できたのはもちろんのこと、そこから広がった仲間の絆が台湾ライフの宝物になったのは言うまでもないです。

 

Q7インタビュー企画を終えての感想など

我が家にとっては、大切な海外の友人や人生の歩み方まで教えてもらったのがこのランバイクというスポーツです。

我々は長男と次男二人の選手とともに、足掛け7年近くランバイクの世界に身を置いてきました。幼稚園児に親たちの思い通りに練習させたり、走らせたりすることは簡単ではないと思います。正直、私もレースで思い通りに走ってくれずに、子供を怒鳴ったりしたことはあります。ただ、今振り返ると、結局怒りながら無理やりやらせるというのは逆効果で、子供の性格にもよりますが、ほめて、自信を持たせて、やる気にさせて走らせた方が良い結果が得られたかなと思います。

本人が勝てると思わない限りは絶対に勝てません。第一コーナーを譲ってしまいます。なので、練習では時には厳しいことを言う必要もありますが、レースの会場では本人に自信を持たせてあげてください。

もう一つ、いつも決勝前に毎回言っていたことがあります。「キラーになれ」です。

キラーというのは、マリオカートのキラーのことで、横なんか気にせずに、前だけ向いて思いっきり走れということ。おそらくRCSでどのA決勝を見ても、彼は一切横や後ろを見ていないと思います。

スローでビデオを見ると、そこには、前だけ向いて歯をくいしばって前に進む姿と凄まじい気迫がありました。ふと、それを見て、「自分はいつも、横どころか後ろ見ながら生きてないか」と思うことがありました。

ランバイクを通じて、息子に「人生でも向かうべき方向だけを見つめて突き進むべき」ということを教えられた気がします。

 

2019年 KING OF RUNBIKER 大竹 湧陽 選手のこれからをランバイクチャンネルは応援し続けます。

ランバイクを全てのスポーツの始まりに。

 

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